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小浜の鯖と特産ズラリ 「魚市場」今年も開催

大原と鯖街道で結ばれた福井県小浜市の海産物や特産品を販売する「若狭小浜の魚市場」が9月1日、博寿苑入口ガレージで催された。

このイベントは今回で5回目。小浜市役所や同市の魚商組合などから9人が大原を訪れた。折からの雨で会場をコンビニ横ラウンジから変更しての開催となった。

若狭湾でとれた鯖70尾を用意。鯖を丸ごと焼いた浜焼き鯖を一尾千円で販売。また鯖へしこ、小鯛ささ漬け、若狭カレイ、焼きアナゴ寿司といった海産物に加え、生産量が日本の8割を占める塗り箸や、同市出身の江戸時代の医師で小浜藩医を務め「解体新書」の編集でも知られる杉田玄白と中川淳庵をあしらったお茶「解体新茶」、若狭名産の梅を使った羊羹や、コシヒカリなど約20品目を販売した。

会場には療法士や介護職員に伴われたり、博寿苑感謝祭で来所されたご家族らと一緒のご利用者が次々に訪れては、試食の鯖の切り身に舌鼓を打ったり、販売員の小浜市担当者に質問したりしていた。また買った焼き鯖をすぐに、会場に設置された臨時のテーブルで舌鼓を打つ姿も見られた。

小浜市農林水産課の和久田恒義さんは「小浜と京都は関係の深い土地なので、小浜の美味しいものを知って欲しい」と話していた。

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