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【臨床美術の体験教室】音楽を絵にして脳を活性化-職員30人、楽しく学ぶ-

脳の働きを活性化し認知症の改善にも一定の効果がみられたという「臨床美術」の体験講座が6月30日、

地域交流スペースで開かれ、当グループの職員30人が参加。音楽を絵にする実習などを行った。

参加者はどのように描いていいか戸惑いながらも、できあがった作品に満足そうだった。

【臨床美術の体験教室】音楽を絵にして脳を活性化-職員30人、楽しく学ぶ-

臨床美術では五感で感じとったものを感じるままに表現することで、直感的な感覚を司る右脳モードへの切り替えを促す。この過程で脳が活発化されることから認知症の症状改善に効果をねらう。

京都府立医科大学神経内科では外来患者に講座を開催している。

感じたままの表現にうまい下手は関係ないというのも特徴の一つだ。

2月28日に京都大原記念病院グループが開催した公開講座で同大学の近藤正樹医師が講演の中で紹介したことから、同グループの職員にも体験してもらって、それぞれの職域で役立ててもらおうと講座が実現。

同大学でも指導に当たる京都〈臨床美術〉をすすめる会代表のフルイミエコさんと6人の臨床美術士が講師を務めた。フルイさんはまず「太陽、星、家を描いてください」と参加者に注文し、誰もが似たような絵を描いていると指摘。「マークやシンボルの絵を描いても脳は活性化しません」と、それぞれが記号的な絵に頼らずに独自の感覚で色や線などを使って描く大切さを強調した。

 

次に参加者は音楽を聞き絵にする実習に挑戦。

専用のクレパスの中からまず3色を選び、直線や曲線、円や多角形など思い思いに描き、興が乗ってくると更にたくさんの色を塗りこんでいた。

【臨床美術の体験教室】音楽を絵にして脳を活性化-職員30人、楽しく学ぶ-

その後観賞会に移り、参加者同士で互いの作品を見せて、気づいた点を具体的にほめ合っていた。参加者の一人は「絵をかくのは本当は嫌いでしたが、先生方がうまくリードしてくれたので楽しく描けました。自分の作品も周りの人の作品もそれなりに上手に見えたのが不思議でした」と話していた。

【臨床美術の体験教室】音楽を絵にして脳を活性化-職員30人、楽しく学ぶ-

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