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リハビリ支援ロボット勉強会を開催 -トヨタ自動車×京都大原記念病院 –

7月26日、トヨタ自動車㈱の方々を講師にお招きして勉強会を開催。当日はロボットや実際の症例などに関してご講演いただき、セラピストを中心とした約40名のスタッフが参加しました。

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まず話題となったのは「バランス練習アシスト」。内蔵される3つのゲームを、患者自身の重心移動により操作する仕組みです。ゲーム感覚で楽しく練習ができ、豊富な練習量が自然に導き出せること、また従来の訓練と比べ、重心移動がロボットの動きに反映されることで効果の可視化、感覚のフィードバックを得られることも特徴であるとされました。

バランス練習アシスト

続いて「歩行訓練アシスト」。下肢麻痺で歩行が不自由な方の歩行訓練を支援するものです。長下肢装具タイプのロボットを装着し、下肢の立脚・遊脚時にそれぞれロボットが適切にサポートしてくれます。これにより訓練開始当初から最適な歩き方で訓練できることができ、患者のモチベーションにもなり得るとされました。

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後半の症例に関する講演によると、ロボット導入事例が増え、ロボットの機能が適切に適用されるようになりつつあるとされました。患者からも「他と比べて楽しい。」という感想が出ていることや、実際に整形疾患、脳卒中後約1年を経過した患者などが、1回約40分程度の訓練を意欲的に取り組まれる様子もご紹介いただきました。

 

会場からは「技術発展はすばらしい。終始興味深かった。」といった声や「今後セラピスト(≒人の手)の必要性はどう変わるだろうか。」などといった声があがりました。これに対し講師は「ロボットはあくまで道具の一つで、訓練をコントロールするのは必ず人です。ロボットが効率的な自立歩行の獲得を導き、+αの訓練に時間を割けるようになることを目指しています。」とされました。

 

同社のロボットは全国各地で既に研究的に導入され様々な検証がなされ、今年6月の日本リハビリテーション医学界学術集会では延べ43演題が発表されました。ロボットがあるから、良いリハビリができるというものでは決してありません。今回を技術と人の手が互いに役割を発揮していく可能性を考える機会とできるよう、これからも務めて参ります。

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