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【地産地消の取り組み】栄養価豊富、しば漬け材料 -大原の紫蘇(しそ)文化-

京都大原の名産品と言えば『しば漬け』。

京都の伝統的な漬物として、すぐき・千枚漬けと並んで京都の三大漬物と言われています。

大原の特産の赤紫蘇が主役になる漬物で、全国に普及しています。

 

●大原の里と紫蘇栽培

大原は、古くは京の都を捨てた人々の隠れ里でした。

その地で、平安時代に、紫蘇の葉と夏野菜を保存食として塩漬けしていたといわれています。

また、平清盛の娘である建礼門院徳子が大原の寂光院に隠棲したとき、里人が献上した紫色の漬物を大変、

気に入り「紫葉漬」と名付けたられたという伝承があります。

【地産地消の取り組み】栄養価豊富、しば漬け材料 -大原の紫蘇(しそ)文化-

この時代にすでに紫蘇の栽培は始まっていたと考えられます。

大原は盆地のため昼夜の寒暖の差が大きく「かすみ」がかかり、それが台地に保湿をもたらします。

また、山間の湿潤な地であり、赤紫蘇にとって最も需要な水分があり、香り高く鮮やかな紫蘇が育ちます。

大原の各家庭では、家の畑で赤紫蘇を作り、しば漬けを作る風習があります。

各家庭の味・コツがあり、野菜は茄子を使うことが定番です。

【地産地消の取り組み】栄養価豊富、しば漬け材料 -大原の紫蘇(しそ)文化-

●赤紫蘇の栄養

赤紫蘇は、昔から様々な薬効が知られ、食用や漢方薬として用いられており、ビタミンB1・B2・C・Eや、

鉄分、カルシウムなどが含まれています。様々な栄養素を含む赤紫蘇を使用して作られる赤紫蘇ジュースは、

アントシアニンが豊富で、疲れ目や視力の向上、アレルギー予防効果や、美肌、整腸、疲労回復、食欲増進、

ダイエットなど様々な効能があると言われています。

【地産地消の取り組み】栄養価豊富、しば漬け材料 -大原の紫蘇(しそ)文化-

京都大原記念病院グループでも、昨年の夏に敷地内で紫蘇を栽培しました。

育った赤紫蘇は、グループのご利用者や職員に「紫蘇ジュース」としてお出しし、ご好評をいただきました。

地元の方から教わったレシピを紹介します。

 

●紫蘇ジュースのレシピ(2ℓ分)

[材料]

赤紫蘇     400g

グラニュー糖  200〜400g

クエン酸    15〜25g(クエン酸がなければレモン果汁適量)

青紫蘇     1~2枚

水         2ℓ

[作り方]

① 紫蘇は、あくを取りながら5分から10分煮出してから取除く。
② 砂糖を入れて、冷めてからクエン酸を入れる。
③ 煮汁をこし、煮沸消毒したビンなどに入れ冷蔵庫で保管する。
④ お好みで水割りやソーダ割りなどにしてお召し上がりください。

※各家庭の味があり、赤紫蘇と青紫蘇を半々の割合で作られる家もあります。

※赤紫蘇は7月中旬ごろから「里の駅大原」でも販売されます。

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