大原セラピストの先輩に聞く

グループの力

職種をこえたチームワークは、どんなニーズにも応えられる

あなただから出来る事、私だから出来る事、そんな職員が持つ個々の力を掛け合わせて 何かが出来るのがグループの力です。一人ひとりの力も侮れないけれども、チームやグループで取り組めばより良い結果が見込めます。

「三人寄れば文殊の知恵」多彩な人が集まり、多彩な事業所が集まるグループだからこそ利用者の多様なニーズに対応できます。

単身でも同居でも患者さんの自立を目指すのが、グループのリハビリテーション理念

核家族化が問題とされて久しい現代。親子二世帯であれば子が親を看るのは今も昔も変わりませんが、今では親子共々高齢化しています。それに加えて単身高齢世帯の増加が、患者さんの家庭復帰、社会復帰に対しての家族からの協力を得にくい状況を作っているのです。こうした社会背景の移り変わりによって、これからはより一層の社会資源の活用が期待されることが予想されます。

介護保険サービスをほぼ網羅した当グループは、時代の変化とともに常に最新のリハビリテーションを提供します。いつ何時でも患者様にマッチしたリハビリテーションを提供することが私たちの使命です。

橋本 幸典

求められるのは、一人ひとりに合わせたリハビリを自分で考えぬく力

京都大原記念病院グループでは、これまでの日常生活レベルに限りなく近づける努力をリハビリテーションと考えています。その第一歩として「自立支援」「介護負担の軽減」「安心の提供」をリハビリテーションの目的と定めました。リハビリテーション医療はとても個別性が高いものと言えます。疾病と障害の状態が同じでも「元の生活」はその人個人と家族、取り巻く社会環境によって様々。具体的な目的もアプローチ方法も変わってくるのは当然です。本を読んでも、教えてもらっても出来るもんじゃない…簡単じゃねぇぞ「リハビリ」!!