京都大原記念病院グループの介護職には大きく分けて2つの道があります。
介護の専門家、プロフェッショナルの道と、経営・管理・教育などを担うゼネラリストの道です。
どちらの道も現場を体験し理解していなければ進めません。
はじめの3年間は全体・基礎研修を将来像を模索しながら知識と経験を積みます。
その後の専門研修期間からが具体的な道の分かれ目となっていきます。
あなたは何を目指しますか?
経営に参画するためには、現場のサービスについて理解を深めることが大切です。
学びが経営に携わる段階へと繋がり、実際に事務関連業務を行う者として経営に参画しています。
具体的には、事業計画・予算計上・人員計画等を現場から主体的に遂行しています。
退職することなくグループ内でキャリアを積む職員が数多く存在。
例えば、介護職員⇒介護支援専門員への職種変更をキャリアとしてデザインし、そこに向かって現場で学び、介護福祉士や介護支援専門員という資格を取得する。
その後、介護職員から介護支援専門員にジョブローテーション。
グループだからこそ叶うキャリアであり大きな魅力のひとつです。
京都大原記念病院グループには約350名の介護職員がいます。
グループの理念に基づいたサービス提供をするために、知識・技術・態度の獲得に向けて研修会を企画し運営をしている職員もいます。
講師として教壇に立ち、対象職員と共に知識・技術・態度を深めています。介護教育担当者として特化した知識の習得も魅力の一つです。
専門職としては介護福祉士・認知症介護指導者・介護福祉士実習指導者・福祉用具プランナーなど外部研修や資格取得支援も含めて、
専門職としての知識の獲得をサポートする体制があります。
それに加え、研究チームと言うものもあり、学会での発表・グループ研究大会等、研究に特化し「介護を科学する」という別角度から介護をみるために必要な知識の取得も可能です。
京都大原記念病院グループの介護職として必要となる知識・技術・態度及び認知症介護について基礎となることを学びます。
まったく経験がない方でもしっかりとサポートする環境を整えています。研修だけではなく、プリセプター制度を導入しており日々働く中で出てくる悩み事等も話しやすい環境を整えています。
チームリーダーとして必要となる知識・技術・態度を身につける段階。
キャリアアップの次の段階として、介護の基礎を学んだ方がケアの質向上及び、チームの成長のために働きかけをできるスキルを身に付ける段階です。つまり個からチームへ意識を変え、質の向上に貢献できる知識・技術・態度を身につける期間として設定されています。ここで習得する知識は、管理者、教育者、専門職などどこを目指す際にも基礎となります。
基礎を学び、チームを動かすために必要なことを学んだ職員が管理者・教育・事務総合職といったマネジメント力を必要とする領域に入っていきます。
介護職員が経営に参画し、収入計画・予算と言った経営的な役割も担うことになります。もちろん人材育成についても大きな役割を担うので、マネジメント力を養う環境も整えられています。
このように介護職員一人ひとりがどの様にキャリアを積んで行きたいのか、どの様に成長して行きたいのか等の方向を示し、目指すキャリアデザインのフォローアップをおこなっています。自己実現及び成長の段階や、特性に応じてキャリアアップする体制が整っているのが私たちグループの魅力です。
尊厳を支え、利用者さん・家族さん・地域に信頼される職員を育成する