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3つの金メダルを首にかけ、「優勝」の表彰状を手にする柳瀬賢次郎様。7月17日に行われた全京都障害者総合スポーツ大会卓球大会 男子車椅子の部で優勝し、平成26年から三連覇を果たした。柳瀬様が卓球を始めたのは30年ほど前。理容師として働いていた時、お客さんに勧められて始めた。平成23年、難病と言われるギラン・バレー症候群で倒れ、一命は取り留めたものの四肢に麻痺が残り、歩くことができなくなった。
 
リハビリを続ける中で医師に勧められ、再びラケットを握ったのが退院してから半年。翌年には最初の金メダルを手にしていた。
 
「この病気に薬はない。僕はもう歩けないし、悪くならないようにリハビリすることしかできない。病気になってやめてしまった趣味や、行けなくなった場所もある。けれど、卓球は人との交流があるし、ストレス発散にもなる。僕にとって卓球はリハビリ。目標があるのはいい。楽しんでやっている。死ぬまで続けたい」――そう話す柳瀬様の目は生き生きとしていた。
 
卓球を続けられる身体維持のために、博寿苑通所リハビリテーションではマシンを使った運動や、平行棒での筋トレ、立位練習を実施。医師と連携を取り、リハビリスタッフが状態に合わせて負荷を調整している。

新着情報 博寿苑通所リハビリ

 
毎週土曜日は、障害者スポーツセンターで練習に励んでいる。スポーツウェアに身を包み、サングラスをかけ、颯爽と電動車椅子で移動する柳瀬様を見かけることがある。奥様と練習をしてバスにも乗れるようになったという。スポーツセンターに行くためだ。家族に支えられ、病と向き合い、自分らしく生活する術を見つけた。
 
すでに次の大会を視野に入れ、熱心に、また朗らかにリハビリに取り組んでいる。目標がある人は、強い。

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