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お食事の種類
京都大原記念病院グループでは患者様・利用者様の咀嚼や嚥下の状態に合わせて、常食~開始食まで9段階のお食事をご用意しています。
※一般食のご紹介で、これ以外に治療食をご用意しています。常食
対象者 摂食・嚥下、消化吸収が正常な方 形態 一般的な料理の大きさ 特徴 - 一般的な家庭料理の硬さ
- 菜っぱはシャキシャキ感のある仕上がり
常軟食
対象者 肉が噛み切りにくい、シャキシャキした菜っぱが噛みにくい等、咀嚼機能がやや低下した方 形態 スプーンにのる大きさ
目安として一口大カット特徴 - 切り方や調理法の工夫で軟らかくし、高齢者に適した硬さ
- 菜っぱはシャキシャキ感のない仕上がり
やわらか食
対象者 歯又は義歯があり咀嚼機能が低下した方 形態 スプーンにのる大きさ(目安として一口大カット) 特徴 - 硬いもの、繊維質の食品を除き、軟らかい食材やムース状の食材を使い、咀嚼しやすいよう調理した食事
- 口の中でまとまりにくい料理はとろみをつけて、飲み込みやすくしている
きざみ食
対象者 咀嚼機能が低下した方 形態 2〜3㎜の極きざみ 特徴 - 食材を小さく刻んだ食事
- 口の中でまとまりにくい料理はとろみをつけて、ばらつきにくく工夫している
学会分類
2013コードコード4 移行食
対象者 咀嚼機能低下のため、通常の食事では摂取困難な方
送り込みや水分の摂取が困難な方形態 ムース状(粒なし)
※一部ペースト状特徴 - 舌で潰せる程度の硬さで、咀嚼を必要とする食事
学会分類
2013コードコード3 嚥下食Ⅲ
対象者 口の中に溜めこみがあり誤嚥のリスクが高い方
送りこみや水分摂取が困難な方形態 ペースト状(粒なし) 特徴 - 咀嚼を必要とせず、送りこみが困難な方にも食べやすい食事
学会分類
2013コードコード2-2 嚥下食Ⅱ
対象者 重度の嚥下障害の方 形態 ゼリー 特徴 - クリアーな液体のゼリーだけでなく、重湯ゼリーなど濃厚な液体のゼリーも含む
- 3食で800kcal摂取できる
学会分類
2013コードコード0j-1j 嚥下食Ⅰ
対象者 重度の嚥下障害の方 形態 ゼリー 特徴 - お茶ゼリーやジュースゼリーなどクリアーな液体のゼリーを2品提供
学会分類
2013コードコード0j 開始食
対象者 嚥下訓練を始めたばかりの重度の嚥下障害の方 形態 ゼリー 特徴 - お茶ゼリーやジュースゼリーなどクリアーな液体のゼリーを1品のみ提供
学会分類
2013コードコード0j