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20年目の同期座談会 ― 葛藤を越え、今が一番「楽しくて仕方がない」と言える理由

入職から20年。同じ時代を駆け抜けてきた同期たちが一堂に会しました。作業療法士からケアマネジャー、事務長へ、看護師から新たな役割へ。それぞれが大きな節目を経験し、今、新しいフィールドで輝いています。一時は退職も考えたほどの葛藤を経て、なぜ彼らは今「仕事が楽しくて仕方がない」と笑えるのか。その本音に迫りました。

【ご出演】五十音順
加納荘市郎さん(理学療法士→事務長)
杉本敬太さん(作業療法士→ケアマネジャー)
髙橋佑輔さん(病棟看護師→訪問看護ステーション管理者)
谷口巴さん(病棟看護師→医療連携室)

「現場が面白い!」キャリアチェンジで開いた新しい視界

今回の座談会で最も印象的だったのは、20年のキャリアを経てなお、「毎日が楽しくて仕方がない」と語るメンバーの熱量です。

髙橋さんは、長年勤めた病棟から訪問看護の現場へと飛び込みました。「自分がこれまで培ってきた経験を、利用者様が生活する場所でどう活かせるか考えるのが、とにかく面白い」と語ります。睡眠時間が短くなるほどの忙しさの中でも、「めちゃくちゃ今が楽しい!」と言い切るその表情には、充実感が溢れていました。
また、作業療法士からケアマネジャーへ転身した杉本さんも、「これまでの20年があるからこそ、今がある」と語ります。単に職種を変えたのではなく、リハビリの視点という「武器」を携えて新しい領域に挑む。その挑戦が、仕事に新たな輝きを与えています。

コロナ禍という壮絶な節目を乗り越えて

しかし、ここに至るまでには深い葛藤もありました。特に看護の最前線で管理職を務めたメンバーにとって、コロナ禍は「仕事と人生」を根底から見つめ直す大きな節目となりました。

不眠不休で現場を守り続ける中で、「一生に一度の子供の行事にも立ち会えない」という現実や、プライベートとのバランスに悩み、一度は退職を考えたこともありました。しかし、グループ内で新しい役割を提示され、一歩踏み出したことが、今の笑顔に繋がっています。

 

「積み上げてきた経験」を新しいフィールドで活かす

メンバーたちが共通して語るのは、「これまでの経験は決して無駄にならない」ということです。

病棟から在宅へ: 20年の看護経験があるからこそ、在宅の現場でリハビリの視点を取り入れたアドバイスができる。
セラピストから事務長へ: 現場を知っているからこそ、スタッフの支援やマネジメントにおいて独自の視点で貢献できる。
OTからケアマネへ: 「リハビリの視点を持つケアマネ」として、他の職種とは違う角度から利用者様を支えることができる。

笑いながらも「片道切符の覚悟で新しい部署へ飛び込んだ」と語る彼らの言葉からは、過去のキャリアに固執せず、それを武器として再定義しようとする力強い意志が感じられます。

「楽しく働く」ことが最大の貢献

「嫌なことがあっても、最後は楽しく終われたらラッキー」。そんなポジティブなマインドが、20年という長い年月を支えてきました。同期同士でLINEを飛ばし合い、本音で愚痴をこぼし、笑い合える仲間がいる。その絆があるからこそ、困難な状況も「面白い」と捉え直すことができます。

「自分が楽しくなければ、良い仕事はできない」

20年目の再出発を切った彼らは、今日も「楽しくて仕方がない」現場へと向かいます。その背中は、これからキャリアを築く後輩たちへの、何よりのメッセージとなっています。

【編集後記】 今回の座談会を通じて、20年という月日がもたらす「経験の厚み」と、変化を恐れない「柔軟さ」の両立を感じました。仕事で行き詰まったとき、視点を変えれば、また「楽しくて仕方がない」と思える場所がグループ内に見つかるかもしれません。次は5年後の「25周年飲み会」での再会を約束し、座談会は幕を閉じました。

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