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季節のお食事~桃の節句~ 

3月3日の昼食は”桃の節句”にちなんだ行事食をお出ししました。
通常の食事では食べることが難しい方には、嚥下食「菱餅風豆腐~生姜あん~」をご用意しました。
 

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京都大原記念病院グループは、『嚥下食プロジェクト』(※1) に参加しており、京料理の料理人さん方と京料理の調理法や味付けを基本にメニュー作りに取り組んでいます。嚥下食は、味付け見栄えが単調になりがちで、美味しく季節感と共に味わって頂ける料理に仕上げるのは大変な苦労があります。
 
今回も、5か月にもわたり試作を繰り返してきました。当日は、日本料理アカデミーから山ばな平八茶屋の若主人 園部晋吾さんが見学にいらっしゃいました。「豆腐の味もしっかりあり、生姜あんとの味のバランスも良い」と太鼓判を押して頂きました。
 
ご利用者から「きれいやし、美味しかった」という感想を伺い、一同胸をなでおろしました。また、「平八茶屋に食べに行くことを目標にリハビリを頑張ります」とお話しされた患者様もいらっしゃいました。
 
通常のお食事の方には、ちらし寿司の他に竹の子の天ぷらや菜の花の和え物といった春の訪れを感じる食材を使った御膳をお出ししました。ご利用者からは「きれいやった~」「今日はひな祭りやね~」「ちらし寿司が美味しかった」などの嬉しい感想をいただきました。

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※1 嚥下食プロジェクト:【京滋摂食・嚥下を考える会】(※2)と【日本料理アカデミー】が共同し京料理の技術を活かし安全で美味しい京料理の嚥下食を作る取り組み
※2 京滋摂食・嚥下を考える会:京都府・滋賀県で医師・看護師・言語聴覚士・管理栄養士・調理師などが有志で集まり、「いつまでも食事を楽しめること」を実現するための活動を行っている会

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