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ウォーキングイベントを開催しました!

12月17日(日)、ウォーキング療法士の資格を有する理学療法士らが講師を務める「ウォーキング講座」を大原健幸の郷で開催(同日二部開催)しました。過去に入院されていた方や、当グループ主催行事に参加された方など計33名が、歩行評価AIによる個別の分析の後、効果的なウォーキングを体験されました。

ウォーキング療法には「競歩」の、上下左右の重心移動を限りなく抑えた「効率の良い歩き方」が取り入れられています。講座では具体的な方法として「身体を一直線に」「重心を高く、前にする」「腕を振る」「踵から着地(膝を伸ばす)」「骨盤を使って歩く」の着眼点から一つずつ実践していただきました。

ウォーキングは、適切な姿勢・速度で10分以上歩くなど、目標を設定して歩く「健康づくりのための運動」であり、心身のリフレッシュを目指して思うままに歩く「散歩」とは意味が変わります。その意味にも触れながら進んだ講座に参加者からは「毎日の6,000歩は“散歩”でした。これからは目標を持って“ウォーキング”します」という気づきの声や、「何気なく歩くのもいいけれど、こうして意識するべきポイントを教えてもらうのはありがたいです」といった感想が聞かれました。

今後、大原健幸の郷では、リハビリ医療を中心に、医療・介護の総合ネットワークを展開しているグループの経験を応用し、健康づくりイベントを定期開催します。2か月ほど前に転倒して歩く機会が減っていたという参加者のお連れ様からは、「“歩く”ことがままなくなった時の生活が心配でした。自分から行くと言ってくれて、講座はとても良い機会になったと思います。ぜひこれからもお願いします」と応援の声をいただきました。今回の講座を足がかりに、一層、企画を充実して参ります。

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