こんな座り方には要注意 よくいわれる骨盤後傾とは?
正しい座り方とは、両方のお尻の骨(坐骨)にしっかりと体重がのり、骨盤が起きた状態です。深く座り、軽くもたれる程度が、不要な力みなく、楽に座れる姿勢です。
骨盤が後ろに傾き、坐骨より後方へ体重が偏っている状態を‘骨盤後傾’といいます。
そのまま座っていると
・内臓の圧迫・骨へのストレス・筋肉の短縮・こわばり
・呼吸機能低下 ・・・など、体に悪い影響が出てしまいます。
今回は、筋肉への影響についてお話ししていきます。
骨盤を後傾させたまま座り続けると、ふともも周りの筋肉が短縮してしまいます。その姿勢を続けることで、体の限られた部分しか動かさなくなり、結果として筋肉のこわばり(肩こり・ふともものつっぱり・腰痛など)が出現します。
筋肉が短縮したりこわばったりすると、今度は立ち上がっても体を動かしにくくなり、結果として転びやすくなる、などの悪影響が出てきます。
とはいえ、「良い姿勢」でずっと過ごすのも大変ですよね。テレビのCMの間だけ、時計の秒針が12時を指すまで、などのように短い時間でよいので、「良い姿勢」をまず「自分でとってみよう」というところから始めてみてはどうでしょうか。
関連記事
- 2016年4月01日
- 会いたい人に、
- 2018年9月01日
- 健康教室【食事編】
- 2016年12月16日
- 大原の新鮮野菜を使った本格“ちゃんこ鍋”イベントを開催