「歩く」ってどういうこと?
「歩く」ということを言葉で説明するのは、とても難しいですね。どうやって歩くかは体が覚えていてくれるけれど、初めて自分で立って歩いたことは覚えていませんよね。
「まず右足を地面について・・・」「あれ?左足はいつ浮かせれば?」「腕はどう振ればいいんだ?」「足元ばかり見ていたら前から人が!」どんな人でも深く考え出すと、とたんに上手く歩けなくなってしまいますよ。病気や怪我があればなおさらです。
そのため「歩く」ことは、理学療法のもっとも大きなテーマの一つであり、「歩くためにどうするか」のリハビリがよく行われます(もちろんそれが全てではなく、他にも大切なことがたくさんあります)。
「歩く」ことでいちばん大切なのは「楽に・安全に」ということです。そもそも安全でなければ(転んで怪我をしてしまうようであれば)、歩くことは危険なだけ、ということになりますよね。逆に、安全に歩こうと頑張りすぎて、目的地までたどり着けなければどうしようもないですよね。
自分はどうすれば「楽に・安全に」歩けるのか。そのお手伝いをさせてください。
ちなみペンギンは、人間と同じように「直立」で「二足歩行」をしているように見えます。ですが実は、常に膝を曲げた中腰の状態で歩いています。だからあんなにヨチヨチ歩きなんですね。
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