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グリーン・ファーム・リハビリテーションⓇで収穫 「 赤紫蘇 」をゼリーにして爽やかな夏をご提供

8月1日(水)京都大原記念病院(以下、当院) 患者様向けに「赤紫蘇ゼリー」をお出ししました。爽やかな香り、酸味と甘みが美味しいデザートを、今年は糖尿病食を召し上がる方にも糖質を調整してご提供できました。赤紫蘇のはっきりとした香りと絶妙の軟らかさに仕上げ、地元 大原のご入院患者も召し上がり「マル!」と太鼓判をいただきました。

 
ところで、今回お出ししたゼリーの赤紫蘇は、当院の自家菜園で栽培したものです。グリーン・ファーム・リハビリテーションⓇの一環で、患者様に葉のもぎ取り作業をしていただきました。作業はゼリーをお出しする2日前に実施。事前に病棟でお知らせし、参加を希望された12名と職員で取り組みました。
 
参加者は、職員よりも上手な手さばきで「子供の頃によく手伝っていたから、体が覚えているみたい」「久しぶりだけど出来るものね」と昔のことをなつかしんだり、普段のリハビリテーションでは交流がない他の患者様もはずんだりと楽しんでいただきました。最終的には約3㎏(紫蘇1枚は約0.5g)も収穫することができ、ゼリーは170食分ご提供することができました。酷暑により屋外リハビリテーションは現在一時的に中断していますが、今回は久しぶりに大原の夏を感じて頂きながらご参加いただくことができたのではないかと思います。

 
グリーン・ファーム・リハビリテーションⓇでは、自家菜園での土づくりから、作物のお世話、収穫、調理、食べるところまで一連の行程をご希望やご状態に合わせて取り組んでいただいています。

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