左京区モデルの発信へ“機能連携”を深化|手術室機材 目録贈呈を山荘で
京都近衛リハビリテーション病院(以下、京都近衛リハ病院)の「手術室機材※」が、日本バプテスト病院(以下、バプテスト病院)に贈呈されました。これに伴い、6月13日に京都大原児玉山荘で、京都大原記念病院グループ児玉博行 代表から、日本バプテスト病院 尼川龍一 理事長に目録が贈呈されました。
贈呈したのは手術室機材の一部です。地域の貴重な医療資源として有効活用したい考えに、バプテスト病院が賛同。京都大原記念病院グループと同じく京都市左京区に根差して地域医療を支える同院への贈呈が決まりました。
当日、尼川理事長の「数ある医療機関から選択いただいたことを嬉しく思います。」との言葉に対し、児玉代表は「“競合”ではなく、“連携”視点で、地域を支えていけるように。お役に立てたらと思います。」と受け、今後の機能連携に話題が及びました。
児玉代表は、「これまで近い機能を有する医療機関が水平的に増加してきましたが、急性期、回復期と垂直的に機能分化・連携を強めていくことが命題です。」とし、また同院前に位置する大学病院との連携について「(大学病院や公的病院などとの)“官民連携”という切り口でもモデルになっています。機能連携と共に、一層重要なキーワードになるでしょう。私たちで“左京区モデル”をつくり、発信していきましょう。」と意気込みを語りました。尼川理事長からは「既に国などの指導を待たずして、(連携機関同士が)お互いの機能を理解し、有効な医療連携が進んでいるように感じています。」とし、「大学病院は私たちも日頃連携を深めています。(左京区の良好な関係性を活かして)“左京区モデル”をぜひ目指していきましょう。」と賛同の意が示されました。
目まぐるしく変化する社会の期待に応えるために、あるべき姿を模索し続けます。
※:無影灯、洗浄器、乾燥機
京都大原記念病院グループ広報誌orinas vol.6 でも取り上げています
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