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サバ養殖し味わい復活 鯖街道をまちづくりの起爆剤に

京都大原記念病院グループが位置する京都市左京区大原は古来、福井県小浜市を起点に熊川(同県若狭町)、朽木(滋賀県高島市)、大原を経て出町の桝形商店街(京都市上京区)まで海産物を運んだ通称「鯖街道」沿いにあります。
 
その縁で「若狭小浜の魚市場」と称して小浜市内諸団体の協力を得てサバなどの特産品を販売するイベントを開催しており、今年も9月30日に第3回を開催しました。イベントに松崎晃治・小浜市長が来所されたのを機に、「和音」誌では鯖街道を生かしたまちづくりについて聞きました。

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2015年に「海と都をつなぐ若狭の往来遺産群~御食つ国若狭鯖街道」が日本遺産に認定されました。そこで鯖街道に焦点を当ててまちづくりをしていきたいと、広くアンケートをとったところ「起点である小浜でサバを食べたい」「鯖街道を歩きたい」という方が多くおられました。
 
そこで鯖街道の途中に古民家を改装して休憩所を二つ作りました。併せて近年サバの漁獲量が少ないので「サバ復活プロジェクト」と銘打って16年から小浜湾の田烏(たがらす)という漁場で養殖を始めました。かつてサバの巻き網漁船に乗っていた方が中心になり、16年に1000尾、17年に8000尾出荷するなど順調に推移しています。京都でも小浜のサバを昔のように味わっていただけることを目指しています。
 
一方で、サバを運んだことが街道名の由来なので、名実ともに「鯖街道」を復活しようとあらゆるイベントに協力しています。5月には「鯖街道ウルトラマラソン」という小浜から出町まで600人以上が一日がかりで走るイベントがあったのですが、何人かの方にサバを一尾持って走ってもらいました。
 
プロジェクトにあわせて16年から10月に「鯖のまちフェスタin若狭おばま海の駅」を始めました。「鯖グルメ」と称した多彩なイベントがあり、鯖街道が通る高島市をはじめ、千葉県銚子市、島根県大田市などサバに縁のある都市からの出店をいただいています。毎年好評を博しており、来年以降も継続しますので是非お越しいただくようお願いいたします。

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