京料理の嚥下食 ~見て美しく、食べて美味しい!秋の松花堂弁当~
秋晴れの日、ライフピア八瀬大原Ⅰ番館と介護老人保健施設おおはら雅の郷にて、嚥下食(噛む力や飲み込む力が低下している方に食べやすく配慮したお食事)を召し上がる方を対象に、秋の食材をふんだんに使った京料理の嚥下食「秋の松花堂弁当」をお出ししました。
京都大原記念病院グループは、「京滋摂食・嚥下を考える会」と「日本料理アカデミー」が共同で展開している「嚥下食プロジェクト」の取り組みに参加しています。味付けや見栄えが単調になりがちな嚥下食を、京料理の調理法や味付けを基本においしく季節感を感じて味わって頂けるよう、京料理の料理人さん方と一緒に松花堂弁当を作り上げてきました。
ご利用者は、松花堂弁当の蓋を開けて料理の美しさに驚かれ、食べて「美味しい」と笑顔になられ、そのご様子にご家族も笑顔がこぼれました。
おおはら雅の郷では、ご家族にグループの嚥下食の取り組みをポスターでご紹介しました。
お正月には、お餅を京風白みそ雑煮でお出しします。
★「京滋摂食・嚥下を考える会」
京都府・滋賀県で医師・看護師・言語聴覚士・管理栄養士・調理師などが有志で集まり、「いつまでも食事を楽しめること」を実現するための活動を行っている会。
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