セルフメディケーションの推進~療法士が考える個別的自主トレーニング グループ職員が講師
11月30日(木)、京都大原記念病院グループの療法士が日頃の健康管理について指導する講座「セルフメディケーションの推進~療法士が考える個別的自主トレーニング」が、京都市醍醐老人福祉センター(伏見区)で催されました。リハビリに携わる専門家の話が聞けるとあって、同センターを利用する65歳以上の方25人が聴講しました。
講師は京都大原記念病院の理学療法士と作業療法士が務めました。講座では、まず健康状態を把握するため、「手を支えずに立ち上がれるか」「最近転んだことがあったか」など20の項目についてセルフチェック。続いて握力、開眼片足立ち、TUG(座った状態から立ち上がって短い距離を往復する)の3種目について測定。筋力やバランス能力が低下していないかどうか確かめました。
講師のは「現状を正しく把握し、自分に合った運動を楽しく続け、健康で長生きしてください」と結びました。会場からは「ひざが曲がってきた」「猫背を矯正する方法は」などの質問があり、講師は「腹筋が弱いと背中が曲がってきます。座って両足を持ち上げる運動が効果的です」などと答えていました。
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