手作りピザ体験訓練を開催 療法士とマンツーマンで
9月6日(火)京都大原記念病院で、入院患者を対象にした「手作りピザ体験訓練」を敷地内の自家菜園で開催されました。これは昨年実施して大好評であった「うどん打ち体験訓練」の第2弾として企画された取り組みで、入院患者4名が療法士とマンツーマンのもと参加し、日常の訓練とは違った雰囲気を楽しんでいました。
ピザを作るには「(粉と水を)混ぜる」「こねる」「(伸ばし棒で)伸ばす」「(形を)整える」と順に工程を進め、最後にソースといくつもある具材を「トッピング」します。手作りピザは、うどん打ちに比べ体力は多くを必要としませんが、選ぶ・考えるといった創造性が必要となる作業が多くなります。
ピザのトッピングに使用した野菜は全て大原産のもので、バジルは自家菜園で当日の朝に収穫しました。
職員は今年6月に試験的に実施した「手作りピザ体験訓練」で経験がありましたが、参加者にとっては初めての体験です。休憩をはさみながら、それぞれのペースで順調に工程を進め、全員が無事に完成を迎えました。
手作りピザを焼く窯は、職員が自家菜園の一角にコンクリートブロックを積んで二段式のものです。炭火で焼くため時間はかかりますが、表面はパリっとしていて中はほかほかもちもちの仕上がりになります。
参加者の一人は「自家製の窯で作るピザは香りが良い。美味しい。学生(リハビリ実習生)さんに食べさせてあげたいわ。」と満足されたご様子でした。
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