大原女時代行列
昭和初期までの約800年にわたる大原の風習に「大原女」があります。かつて、寂光院に入寺して隠棲した建礼門院徳子の侍女にあたる「阿波内侍(あわのないじ)」が原型とされる衣装を身にまとい、女性が炭や薪・柴などを頭にのせて京の町まで売りに歩いた女性達です。
大原では、春と秋に開催される”大原女まつり”のイベントの一つに”大原女時代行例”があります。大原女の衣装を身にまとった大原女さん達が寂光院から大原女の小径を辿って勝林院まで行列巡行するものです。
今年の”春の大原女まつり”の日程は、4月28日~5月15日。”大原女時代行列”は4月29日に開催されました。当日は多くの観光客が訪れる中、時代毎の大原女さんたちが寂光院を出発。途中から雨に見舞われましたが、地元の子供たちから高齢の方まで多数が参加されていました。
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