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季節のお食事~花まつり~

4月8日の花まつりは、お釈迦様の生誕をお祝いする仏教の行事で「灌仏会」「仏生会」等とも言われます。日本で古くから伝えられる風習です。
 
寺院等では花まつり法要として、たくさんの花で飾り付けた花御堂に灌仏桶を置いて甘茶で満たし、その中央に「誕生仏(お釈迦様)」を安置します。参拝者はこの誕生仏に甘茶を木杓でかけ、祝います。お釈迦様が生まれる際、九頭龍が天から現れて甘露の雨を注いだという言い伝えに基づくものです。花と甘茶で、甘い香りに包まれます。
 
患者様・ご利用者にも、やわらかな春の香りを感じていただければ幸いと、桜花・いちご等を用いた献立を用意しました。食事をお出しするなり「きれいやね」と喜んでいただき、「えらいご馳走やね」「桜餅がのっていてすごい」など感嘆の声も聞かれました。「春らしいごはん」「美味しかった、ありがとう」と、たくさんの笑顔をいただきました。
 
新型コロナウイルス等の感染予防で外に出ることがあまり出来ない中でも、少しでも皆様に季節を感じていただけるようなお食事をお届けしたいと考えています。

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