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大原地域包括支援センター主催 地域ケア会議「認知症の人を地域でどう支えるか」

京都大原記念病院グループが京都市からの委託を受けて運営している大原地域包括支援センター(高齢サポート・大原)が主催する、左京区・上高野学区の地域ケア会議が6月27日、上高野小学校で開かれ、「認知症の人を地域でどう支えるか」などをテーマに話し合った。
 
高齢サポート・大原が担当する5学区で順次開いているもので、警察、社協、民生委員、医療関係者、介護保険事業者ら約50人が参加した。
 
高齢サポート・岩倉の松本惠生センター長が「認知症の人を見守る地域づくり~岩倉学区の取り組み」と題して講演。岩倉学区では5年間、認知症患者に扮した人への声掛け訓練を続けており、小学校の授業や地域行事の一環に組み入れることで、参加者が80人から1000人にまで増えたという成果について話した。
 
その後、参加者は7グループに分かれて上高野学区としてどのような活動をすればいいかなどを討議。
全体会議では▽具体的な方法がわかってよかった▽認知症患者がいると知られたがらない家もあり地域の取り組みにするのは難しい▽訓練に向けた勉強会から始めてはどうか▽地域の量販店にも日常的な協力を求めては―などの意見が出ていた。
 

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