大相撲 東関部屋との「ちゃんこ鍋交流会」を開催しました―。
25日(土)京都大原記念病院では大相撲 東関部屋との交流イベントを開催しました。「ちゃんこ鍋交流会‐大原部屋‐」と銘打ち、第13第東関大五郎親方(元前頭・潮丸関)、振分親方(元大相撲 小結 高見盛関)、同期待の若手 高三郷(たかみさと)、美登桜(みとざくら)の両力士の合計4名を招き利用者、ご家族向けのイベントとして開催しました。
イベントが始まると会場は、京都大原記念病院、博寿苑、大原ホームなどの利用者や面会などでご来所されていたご家族、その付き添いの職員などを含め総勢100名以上で埋め尽くされました。
ご利用者と力士達が一緒にちゃんこ鍋をつつく、身を乗り出してまで握手やサインを求める、出産を控えたお見舞いのご家族が力士達に激励してもらう、子供達が力士に抱き上げられる「まさか大原で会えるなんて。」と終始大いに盛り上がりを見せました。
また当日は京都大原記念病院のリハビリ訓練室、このイベントに合わせて開催していた「うどん打ち体験訓練」の様子や、自家菜園も視察いただき、各所で激励いただきました。一行を目の前にした患者様達は、力士が結い髪に使うびんづけ油の独特の甘い香りに「いや~、ホンモノや。握手してください。」と実感しつつ、目の前のたくましい体や「がんばってください!」との声に勇気づけられたご様子でした。
本企画は今年2月に当グループが主催した「リハビリテーション公開講座」に、ゲストとして「振分親方(元大相撲 小結 高見盛関)」をお招きしたことから交流が開始し、今回の企画が実現しました。
企画の背景には現在、当院の庭園として春と秋にご利用者、ご家族に季節限定公開している「京都大原児玉山荘」があります。かつて大相撲行司装束の原型となる装束を制作するなどして活躍された「若松華瑤(わかまつかよう)氏」が築き、拠点として活動され、古くは大相撲一行が大原に来訪していた歴史を有する施設です。こうした「相撲」とのゆかりもあって、今回、大原での開催に至りました。
大相撲は来月20日から名古屋場所を控えており、東関部屋一行もそれに備えて現地入りされました。そんな大切な時期に多くの勇気を届けてくださったことに感謝の気持ちを持ち、今後も患者様、ご利用者、ご家族の皆さまに、よりご満足いただけるサービス提供を目指して参ります。
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