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防災訓練を実施しました!

9月1日は「防災の日」。制定されるきっかけとなった関東大震災から、今年で100年を迎えます。毎年この日には、全国で様々な防災活動が行われます。京都大原記念病院グループでも、京都大原記念病院・介護老人保健施設博寿苑・特別養護老人ホーム大原ホーム合同で、左京消防署協力のもと防災訓練を実施しました。

午前10時に地震が発生し、その影響で火災も起こったという想定で訓練を実施。患者様・ご利用者にも参加いただきました。

 

 

参加したスタッフはいくつかの班に分かれ、備蓄食や非常用ライト、発電機などを保管場所から持ち出して実際に使用したり、段ボール製のベッドや間仕切りボックスの組み立てを体験したりしました。

   

訓練の最後には、消防署員による放水のデモンストレーションがあり、左京消防署にもご協力いただき、実際の災害に近い状況を再現することで、緊迫感のある訓練となりました。

  

防災は、地震だけでなく、様々な災害を想定しなければなりません。

今回訓練した3施設は、5年前に台風の大きな被害を受けました。倒木による道路の封鎖、24時間を超える停電など、自然災害の恐ろしさを身をもって経験しました。この記憶を風化させないため、台風災害を振り返る動画作成、防災に関する意識調査、備蓄食体験など、防災を「自分ごと」としてとらえる企画を実施しました。職員からは「当時の記憶がまざまざと蘇った」「災害を振り返るいい機会になった」という声がありました。

地震などの自然災害は、突然起こります。いざ、という時に適切な行動をとるには、日ごろからの意識が大切です。今後も、訓練や研修を通して防災への意識を高め、患者様、ご利用者の安心と安全の確保に努めてまいります。

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