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高齢サポート・大原主催 地域ケア会議「久多を見守る体制つくり」

京都大原記念病院グループが京都市からの委託を受けて運営している高齢サポート・大原(京都市大原地域包括支援センター)が主催する久多学区の地域ケア会議が7月19日(火)久多いきいきセンターで開催され、警察、社協、医療関係者、介護保険事業者ら約40人が参加した。

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久多学区は、65歳以上の人口が過半数を占める「限界集落」であり、世帯数は50に満たない。

スーパーマーケットやコンビニはなく、医療機関は京都府医師会久多診療所は週に一回の診察—

この状況下で、皆がより長く久多に住むためにどのような支援ができるのかを話し合った。

 

はじめに、居宅介護支援事業所 博寿苑 介護支援専門員の土井 博文さんが久多学区で利用されている「介護保険サービス・介護保険サービスについて」内容紹介や現状を報告。「このようなサービスを受けることができると知らない人もいる。まずは知っていただくことが必要。」と話した。

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続いて、参加者が2グループに分かれて、久多学区を見守る体制つくりとして「久多マップ」を作成。おおよそ40分で完成した2つのマップを見比べながら久多の現状を再確認し、今後の課題を討議。

 

▽独居の男性は家で一人で過ごすことが多いので外にでてきてもらうにはどのような取組が必要か▽世帯状況は変化するので情報共有が難しいなどの意見が出ていた。

 

6月27日に開催された左京区・上高野学区の地域ケア会議の様子はこちら

 

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