日本遺産“御食国若狭と鯖街道”×京都大原記念病院グループ コラボレーションイベント「若狭小浜の魚市場」を開催しました!
京都大原のメイン街道である国道367号線は通称「鯖街道」と呼ばれます。かつて、若狭から新鮮な海産物や塩などが都(京都)へ運ばれる物流ルートとして栄えた街道です。当時、最も多く運ばれた海産物が「鯖」であったことに因み「鯖街道」と呼ばれています。
「京は遠ても十八里」この慣用句は小浜界隈で古くから言い習わされてきたもので、京都がいかに親密であったかを示す句としても知られています。
この鯖街道、そして若狭が昨春「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~」として「日本遺産」に選ばれました。これがきっかけとなり昨年9月に、鯖街道で京都の入り口となる大原に位置する当グループとのコラボレーションが実現。
小浜市役所や、小浜魚商協同組合の職員の方々に直接お越しいただき「若狭小浜の魚市場」と銘打ちイベントが開催されました。以来、グループ内施設でも行事食の一環として取り入れるようになり、ご好評を得たことから24日(土)に第二回が、京都大原記念病院内売店横テラス席で開催されました。
当日は目の前の七輪で焼かれた「鯖の醤油干しの試食販売」や、一匹丸ごとグリルで焼く「浜焼き鯖」、そして羽田空港で販売され現在は空弁(そらべん)人気No.1という「焼き鯖寿司」などをお出し頂きました。
会場の廊下続きで位置する介護老人保健施設 博寿苑で感謝祭が開かれていたこともあり、時には三世代で会場を訪れるご利用者もいらっしゃり、職員も含めて延べ200名以上で賑わいを見せ予定していた商品の数量は全て完売しました。
今回で小浜市とのコラボレーションイベントは第二回となりますが、来年以降も引き続き継続的な開催を予定しています。当日の最後には、より良いイベントとなるよう各々が気になった点などを発信し、次回に向けた課題など関係者間で共有し、イベントは盛会のままに終えることとなりました。
◆日本遺産とは?
「日本遺産(Japan Heritage)」は(地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。(出展元:文化庁ホームページ)
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