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予防するために大切なこと(予防の三原則)

京都大原記念病院グループでは6月からの3か月間「食中毒防止キャンペーン」を実施しています。食中毒を防止するためには、食中毒の原因を知り・対策を講じることが必要です。キャンペーン期間中に食中毒とは何か?また予防するために大切なこと(予防の三原則)について二回にわけてご紹介します。 第二回のテーマは「食中毒を予防するために大切なこと(予防の三原則)」です。
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「予防するために大切なこと(予防の三原則)」

 

①つけない
手や器具など、細菌・ウイルスをつけないようにします。
具体的には、よく手を洗う、調理器具や設備を常に清潔にしておきます。

 

②ふやさない
一部の細菌・ウイルス(ノロウイルス等)を除き、食中毒の発症には大量の菌が必要です。
菌をふやさないために、食品は低温又は高温で保存し、調理後はできるだけ早く食べます。

 

③やっつける
一部の細菌・ウイルス(ウエルシュ菌等)を除き、食品の中心部の温度が75℃で1分以上加熱すると、
細菌・ウイルスをやっつけることができることが多いです。食品は十分に加熱してから食べます。
また、食品だけではなく、調理器具もよく洗浄・消毒することも必要です。

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京都大原記念病院グループは4つの厨房を持ち、1日約2500食の食事を提供しています。大量調理を担う当グループでは、三原則に加えて、食中毒の原因なるもの(細菌やウイルス)がついている可能性がある袋や段ボールを、厨房内にもちこまないことも徹底して取り組んでいます。

 

また、調理従事者が、症状はなくても細菌・ウイルスに感染していること(健康保菌者)になり得る可能性もある為、日ごろから体調管理と調理作業前の十分な手洗いに取り組んでいます。

 

厚生労働省 「家庭でできる 食中毒予防の6つのポイント」

 

第一回のテーマ「食中毒ってなんだろう?」

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